インターンシップは、企業のホームページや説明会だけでは分からないことを知る良い機会です。ここでは、インターンシップ内容や目的について見ていきましょう。
インターンシップではどんなことをする?

インターンシップには、半日~1日の短期のものから長ければ1か月~半年という長期のものまでさまざまな種類があります。夏のインターンシップでは比較的長期のものが多く、秋冬で開催されるインターンシップは説明会に近いような短期のものが多くなっています。
インターンシップの目的は、学生が就業体験を通じて業種や企業についての理解を深めることで、内容としてはグループワークや社員の講義・交流会、職場見学、実際の業務体験などがあります。
インターンシップには、しっかりと自分なりの目的をもって参加することが大切です。何も考えずに参加してしまうと、ただ参加しただけで何の収穫もなかったということにもなりかねません。
では、インターンシップにはどのような目的意識を持って参加すれば良いのでしょうか。
インターンシップに参加する目的①自分のやりたいことを見つける

就活を始める前の段階で、「出版会社に就職したい」「メーカーの企画職に憧れがある」など、ざっくりとした希望や目標はあるかもしれませんが、実際に企業研究や自己分析をしてみないと分からない部分もたくさんあると思います。また、「やりたいことが思いつかない」という人もいるかもしれません。
インターンシップに参加することで業界や企業についての理解を深め、自分のやりたいことや目指す業界の方向性を見つけることができます。
将来のビジョンが固まっていない場合は、色々な業種のインターンシップに参加するのも良いかもしれません。この業界に就職したいと思っていたとしても、思い描いていた仕事内容とギャップがあったりすることもあります。
就活を始める前の準備として、インターンシップに参加することはとても重要です。
インターンシップに参加する目的②企業の情報収集をする

インターンシップに参加することの目的としてもう1つが、自己PRや志望動機の内容を検討するための情報を収集することが挙げられます。
インターンシップでは、企業ホームページを見たり説明会に参加したりするだけでは分からない、企業の雰囲気や社員の働き方、実際の仕事内容などを知ることができるので、企業研究の場として絶好の機会です。
あなたの目指す企業についてより深く理解することで、志望動機にも説得力が増します。夏のインターンシップに参加して目指す方向性や業種を決め、秋冬のインターンシップで企業についての理解を深めることで、内定を勝ち取るための良い流れができます。