就活の面接対策では、主に自己PRと志望動機をしっかりと作りこむ必要があります、そのためには自己分析と企業分析が重要です。また、面接で話す内容と同じくらい重要なのが第一印象です。
ここでは、面接の対策について自己PRや志望動機、第一印象について説明します。
就活の面接対策①自己PR
自己PRでは、企業が求める人材像に沿った強みを簡潔にアピールすることがポイントです。基本的な流れとしては、自分の強み→理由や経験→仕事にどう活かせるかというのが一般的です。
冒頭の［自分の強み］を伝えるところでは、「私の強みは○○なところです。」と簡潔にまとめます。そして、［理由や経験］のところでは、問題を解決したことや困難を乗り越えた経験を踏まえて、強みや長所の根拠を説明します。最後の［仕事にどう活かせるか］のところでは、前述の経験で何を学んだか、そしてそれを実際の仕事でどのように生かせるかを伝えます。
自己PRで気を付けたいポイントとしては、アピールする強みを1つに絞ることと、エントリーシートにリンクした内容にするということです。あとは、企業によって自己PRに与えられる時間が変わってきますので、1分、2分、3分と時間を変えたパターンのエピソードを用意しておくと良いでしょう。
また、自己PRは自己分析がしっかりできていることが前提となります。自己分析の仕方については
就活の面接対策②志望動機
志望動機では、あなたがなぜその企業で働きたいのか、どういうことを実現したいのかを伝えます。
なぜその企業なのかというところでは、単純に「なぜその業種が良いのか」ということだけではなく、「なぜその業種の中でもB社ではなくA社が良いのか」というところまで掘り下げて説明する必要があります。
そのためには企業研究が重要になります。同業他社と比較して企業理念はどう違うか、社風はどう違うかなど、その企業だけの特長や強みをしっかりと分析することが重要です。企業分析が甘いと志望動機もあいまいなものになってしまいます。
そして、その企業の理念や目指すところを踏まえてあなたがどのように貢献できるかをアピールします。
就活の面接対策③第一印象
自己PRや志望動機をしっかりと固めることも重要ですが、それと同じくらい大切なのが第一印象です。
「第一印象は出会って数秒で決まる」と言われていますが、面接においても第一印象はとても重要です。いくら自己PRや志望動機の内容が素晴らしくても、「暗くて元気がない」「ヘラヘラしていていい加減」というマイナスの印象を持たれると台無しです。
面接では明るさや誠実さをアピールすることが重要なので、姿勢よく笑顔を心掛けてはきはき話すようにしましょう。特に、普段からおとなしい性格の人は、自分がこれで良いと思っていてもまだ元気が足りないことも多いので、「少しやりすぎかな？」と思うくらいでちょうど良いかもしれません。
