面接を受ける上で、企業を知ることは最重要項目です。面接では、企業を知り、「企業(面接官)といかに多くの“共感”を生むことができるか」で合否が決まります。
共感を生むポイントは、今まで自分がやってきたことに対する想いや価値観、そして、企業のビジョンです。企業のビジョンは、企業との共感を最大限に生み出すことができるポイントです。企業のビジョンを正しく理解していないと、いくら能力が高くても落ちるケースがあります。
OB・OG 訪問で、「御社の求める人材はどのような人物像ですか?」と質問し、その人物像に近づく努力が就職活動であると考えている学生は多いと思います。
これはこれで有効的な手段です。
ぜひ、その企業が求める人物像に近づく努力をして欲しいです。
しかし、求める人物像は、どこの企業もそうそう変わりません。
“企業の求める人材像”に振り回されない

大企業であろうと、中小企業であろうと、ベンチャー企業であろうと、どこであろうと、
- 将来、大活躍してくれるであろう人材
- 一緒に働きたいと思える人材
が欲しいのです。
もう少し詳しく見てみると、
- 意欲があり、バイタリティに溢れている。
- 責任感が強く、任された仕事を最後までやり通す。
- 人を思いやり、自分ではない誰かのために行動できる心を持っている。
- 前向きで、人にプラスの影響を与えることができる。
- 協調性があり、周りの人を尊敬・尊重できる。
- 頭の回転が速く、創造性や問題解決能力が高い。
- 自分のポリシーや意見を持っている。
・・・などといった学生です。
企業により多少の違いが出たりもしますが、本質的にはどこも同じです。
つまり、「企業の求める人物像」に振り回されてはいけないということです。
企業研究で調べるべき点は“企業のビジョン”

企業研究をするのであれば、企業の求める人物像よりも、
「企業のビジョン」
に注目してください。
企業のビジョンは、企業のホームページや求人情報サイトを調べるだけでもある程度見えてきます。
実は、ここです。
企業研究で調べなければならないことは“企業のビジョン”です。
例えば、
広告業界だったら、「人を動かす。」「日常を楽しくする。」など。
映画や音楽業界も、「面白い世の中を創る」「人に愜動を不える。」など。
商社だったら、「新しいものを世の中に生む。」「文化を創る。」など。
銀行だったら、「経済の根底を支える。」など。
切り口は違いますが、ベンチャー企業だったら、
「21 世紀を代表する企業になる。」「全く新しいものを世に生む。」など。
もちろん、これだけではありません。
逆に、これらの内容も業種は同じでも企業によっては「いや、ウチは違う。」なんていうところもあるかもしれません。
ですから、確実に調べてください。
企業研究、企業のビジョンの調べ方についてはこのサイトで詳しく説明していますので、記事をチェックしてみてください。